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タクシードライバーの推理日誌28

能登和倉〜午前3時の同乗者!!
深夜ラジオに届いた殺人リクエスト!?

テレビ朝日 2010年12月11日(土) 21:30〜23:21 
◆ 土曜ワイド劇場公式HP http://www.tv-asahi.co.jp/dwide/


【あらすじ】
 タクシードライバーの夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、元警視庁の敏腕刑事。ある夜、夜明は不審な男に襲われていた女性を助け、ラジオ局まで送ることになった。
 その女性は、深夜ラジオの人気のパーソナリティー・秋元真子(とよた真帆)。深夜、孤独に仕事をこなす運転手たちにとって、心の安らぎは深夜ラジオだ。真子はドライバーのあいだではマドンナのような存在だった。真子は車中、犯人に心当たりがあると打ち明ける。毎日のように真子宛てにハガキを送ってくる熱狂的なファンのひとりがいるというのだ。
 だが、その真子をラジオ局で待ち受けていたのは、捜査一課の東山刑事(風見しんご)たちだった。

 東山が追っているのは、一昨日の夜、品川埠頭で起きた殺人事件。長距離トラックの運転手・宇田川清(吉川拳生)が運転席で刺殺されたのだが、彼の携帯電話には、真子の番組宛てのリクエストメールが残されていた。
 さらに宇田川の周辺を調べたところ、先月、宇田川をたずねて真子が運送会社の事務所を訪問していた事実が浮上。さらにはその翌日、宇田川と真子が喫茶店で話しこんでいたという目撃証言が得られたのだ。喫茶店での真子と宇田川はなにやら写真を挟んで揉めており、真子が脅されていたような様子だったという。
 実は、真子は12年前のクリスマスの夜、故郷の石川・七尾から、バッグひとつで上京。そのとき、ヒッチハイクで乗せてもらったトラックの運転手が、宇田川だったのだ。
 真子によると、当時、きちんとお礼を言うことができず、心残りだったため、先日、番組を通して呼びかけてみたところ、宇田川が名乗り出てくれたという。2人で会ったのは、“恩人”である宇田川に、改めて礼を言わせてもらっただけだと、真子は説明。2人の再会の様子は雑誌にも取り上げられ、真子の美談として伝えられていた。真子ファンの夜明は「勘ぐりすぎ」「犯人はほかにいるはず!」と、東山を一喝する。

 ところが後日、宇田川に金を貸していたタクシー運転手の山内謙三(中西良太)が自宅で腹部を刺されて殺される事件が発生。またしても現場には、書きかけの真子の番組へのリクエストメールが残されていた。山内はこのところ、連日のようにラジオ局で客待ちをしていたという。ここに来て、やはり真子のファンである神谷警部(平田満)も、彼女への疑惑を深くするのだが…!?

 そんな中、夜明は真子から能登まで送ってほしいという指名を受ける。真子は、七尾にある系列局の記念イベントで司会を務めることになったのだが、睡眠時間を確保するためタクシーで移動したいらしい。真子にとっては、12年ぶりの帰郷だという。
 真子をホテルまで送り届けたところ、またもや東山たちが現われたため、夜明はビックリ! 東山は、一連の事件は、真子が恩人・宇田川と再会したところからはじまっていると指摘。12年前に、脅しにつながるネタがあったのではないかと考えていた。
 真子の過去を調べはじめた東山たちは、真子の義理の父・秋元源治が12年前、矢波良彦(村田雄浩)というトラック運転手に殺されたことを知るが…!?
〈土曜ワイド劇場公式HPより〉


【出演者】
夜明日出夫・・・ 渡瀬恒彦
神谷警部・・・ 平田 満
東山刑事・・・ 風見しんご
国代刑事・・・ 小林 健
西村あゆみ・・・ 林 美穂
橋本係長・・・ 佐藤二朗
野村 ・・・ 鶴田 忍
秋元真子・・・ とよた真帆
矢波良彦・・・ 村田雄浩
岩永 ・・・ 伊東孝明
宇田川清・・・ 吉川拳生
山内謙三・・・ 中西良太


【原作】笹沢左保
【脚本】坂田義和
【監督】吉田啓一郎
【プロデューサー】佐藤凉一(テレビ朝日) 小越浩造(ユニオン映画) 元信克則(ユニオン映画)
【音楽】
アーティスト名 : 森山直太朗
楽曲タイトル : 花鳥風月
発売元 : ユニバーサルミュージック NAYUTAWAVE RECORDS


【みどころ】
冒頭からトラックの運転席で刺殺されているシーンにて登場!
随所に真子との回想シーンが盛り込まれており、最後まで目が離せません。
事件を追うにつれ何度も話題になる雑誌『TIME TABLE』は、細かく記事が作り込まれていました。一度じっくり実物を読みたくなるほどです。


真子と宇田川の再会の様子が取り上げられた雑誌
『TOHTO RADIO 80.8 TIME TABLE/2010年10月号』
見開き2ページの記事タイトル
   人気パーソナリティ 秋元真子 −恩人ドライバーと再会ー
   12年前のクリスマスの夜・・・・・・
   運転手さんへの恩返し、それが私にとってのラジオでした。

宇田川の笑っている写真のキャプション ー楽しそうに思い出を語る宇田川さん。ー


そして一番の見所は、気さくで人柄の良い人に見えるトラックの運転手が、12年後に豹変するところ。迫力のある演技では本領発揮!
真子に写真をつきつけて脅す時に見せる“悪の微笑み”は必見です!!